夏、道東旅行(我が子初遠征) 【前編】 2002.8.22~8.26(うち、8.22~8.23) 札幌市 ~ 遠軽町(旭川市経由) ~佐呂間町 ~ 女満別町 ~ 弟子屈町 ~羅臼町 ~ 斜里町 ~ 丸瀬布町

旭川経由で遠軽町へ

一日目ルート

遂にやってきた夏休み。天気は雲が出てるものの青空。今年はお盆から時期をずらして8/22~26の5日間で道東を回る予定。前日まで仕事のほうが 非常に忙しかったのだが、何とか終わらせたのと休暇中は他の担当に任せたこともあり^^;とりあえずは土日をはさんでの5日間の休暇を得ることができた。 荷物の準備のほうはかみさんにまるっきりを任せており、今回は私は何もやっていない気がする。。旅行好きなわりに準備をしないのはめずらしい。それほど 忙しかったのか定かではないが、宿の準備やら一通りがそろった状態で出発することとなった。

いよいよ出発

また今回は特別な旅行である。我が子「はるちゃん」が初の遠征を行なう旅行であり、初めての遠出の家族旅行である。総移動距離は1000kmオーバー、 札幌-網走間であればゆうに5~6時間はかかるものと思われる。はたして7か月の赤ん坊が長距離ドライブに絶えれるかどうかが心配ではあったが、 必要な荷物を詰め込み、ベビーシートを後部座席にセットして出発の時間となった。

初日の目的地は宿を借りる女満別町。親戚宅に宿を借りることになっていた。今回のルートは札幌を出発後、道央道で旭川北まで行き、そこからは一般道で 上川へ向かって浮島から「無料の高速(この旅行日現在)」旭川紋別道にて山を越えて女満別に入る予定である。走行距離は300~400kmはあろうか。 我が子に心配しながらも自宅を出発し、道央道 江別西I.C.へ向かった。

札幌はまずまずの天気

天気は良好である。平日ともあって交通状況も良好であり、エアコンの効きも良く極めて快適なドライブが始まった。そういえば、8月の初めの頃に 近所のスバルへ車を出した。昨年の車検で「エアコンガスが漏れているから補充しておきました」との指摘があって、お財布と相談したが「だめ」 ということになり修理が伸びていたのだ。車検当時は秋になりかけの時期であり、エアコンを使うのは「来年から」と決めていたので、今回の旅行を機に 修理を敢行することとなっていた。ところが、修理に出したのは良いものの、「漏れているのではなくガスが多すぎる」という返答を頂き、結局はエアコンガス の調整だけで終わったのだ。それだけ頼むのは申し訳ないので、ついでにオイル交換もお願いした。オイル交換もしばらくぶりだったので、安心して 遠出のドライブができるのである。

道央道にて

自宅を出て2時間くらいだろうか、旭川北I.C.に到着した。鷹栖あたりから片側1車線の対面通行となっていた。他に車もいなかったのでのんびり走る ことができた。道央道を降り、ここからは一般道を通る。国道40号線で進むと少ししてローソンで休憩。軽い昼食と一服の後、2つ目の高速、旭川紋別道の 浮島I.C.へ向かう。幸い、我が子「はるちゃん」はまだ元気である。しかし飽き始めている。無理もない。ちょっとした裏道を使いながら進む。 やはり裏道は気持ちが良い。ほとんど車がいない上、道路がデコボコしてながらも直線道路である。実は、道を間違えていた。国道40号線から細い道へ入り、 ちょっとしてから右折して国道39号線に出なければならなかった。青看板でも「→国道39号」と大きく書いてある。そこを直進したのだが、 進みながらナビを元にこの道の先を見ていくと最終的には国道39号線に合流している為、この道のほうがはやいと判断した。愛別まではこの裏道で進める。 具体的な道は・・・覚えていない^^;。

やがて国道39号線に戻り、あとは道なりで石北峠方面へ進む。しばらく行くと上川の町を横切り、国道273号線との分岐に差し掛かるのでそこを左折して 273号線にのる。そこからはまた道なりである。またまたしばらく進んで国道333号線・273号線の分岐に旭川紋別道の入り口、浮島I.C.があるのでそこから 高速に乗った。

   
旭川紋別道にて

旭川紋別道は現在建設中で、浮島から白滝付近までだけが通行できる。将来的には道央道との連結、反対側は丸瀬布町や遠軽町への直結の道路となるようである。 一般道では旅行のつい先日にルクシ峠の土砂崩れで死亡事故が起きている為(ここを通る予定だった)、このような道路は早い完成が望まれるだろう。 旅行の出発直前まで網走地方は台風の影響で大荒れだったらしい。網走市?では電柱が倒れるほどで、その影響もあって出発日はルクシ峠は日中も全面通行止め。 週刊天気予報でも、台風が去った今でも天気は不安定で半分くらいは雨マーク。やはり、網走地方に近づくにつれて雲行きが怪しくなってきていた。

現在はほとんどが片側一車線の道をただ進み、終点の白滝村付近で降りる。ここからは国道333号線をひたすら遠軽町方面へ進む。このあたりから小雨も降ってきて、 天気予報は見事に的中しているようだ。山道を進んでいくとやがて遠軽市街方面と佐呂間町方面への分岐に差し掛かった。私たちは当初の予定通りに遠軽方面へと 国道242号線へと左折し、初の遠軽入りを果たす。

遠軽町シンボル瞰望岩

瞰望岩周辺マップ

前述どおり、遠軽町は初めてである。学生時代には道東をいろいろと回ってきたつもりだったのだが、釧路方面の景色とはまた違ったものである。
市街地まではしばらく走る。直線の道を北上していくとやがて遠くに巨大な岩が見えてきた。遠軽町のシンボル、瞰望岩(がんぼういわ)である。特に どこに寄るというわけではなかったのだが、近くで見てみたくなり瞰望岩のある「太陽の丘えんがる公園」へと向かった。

瞰望岩

とにかくでかい岩の塊である。高さは80m弱はあるようだ。噂によれば心霊スポットでもあるようだが、そんなことは全く知らないで観光しにきた為、 瞰望岩をバックにばっちりとスナップ写真を撮ってしまった。たぶん何も映ってないでしょう、たぶん。さすがに瞰望岩の頂上には上らなかったが、 遠軽町を展望できるとのこと。言伝え?によれば、瞰望岩は昔、アイヌの古戦場で、また、神祭などがおこなわれた神聖な場所とも言われているらしい。 「遠軽」という名前もここに由来している。瞰望岩の前には大きな広場があり公園になっている。砂地の大きな広場となっていて、背の高い瞰望岩を下から みるにはこれくらい広くないとしっかりと見えないかもしれない。

初サロマ

遠軽町で観光らしいことをしたのはこの瞰望岩だけだった。私たちは見物を済ますとすぐにその場を離れた。次に向かうのは湧別町・佐呂間町・常呂町にまたがる サロマ湖である。はずかしながら学生時代に道東に済んでいながらサロマ湖を訪れたことはなかった。だから、なによりも興味があったのはサロマ湖 だったのである。

願望岩を離れ、陸上自衛隊遠軽駐屯地方面へ向かう。ここからは道道244号線に乗り芭露などを通ってサロマ湖を目指す。自衛隊の駐屯地を過ぎるとすぐに 湧別町に入る。あとはそのまま道なりで進めばサロマ湖のすぐ近くへ出られるのである。しばらく山道を走ると途中に小さな町が見えてくる。それも通りすぎ、 そのまま走ってゆけはオホーツク海沿いに網走から稚内を結ぶ国道238号線にぶつかる。238号線へ出たら網走方面へ曲がり、あとはサロマ湖沿いをしばらく 走ることになるのである。

赤茶色にかすむサロマ湖

しかし残念ながら初めて見るサロマ湖は赤茶色に濁っていた。昨日までの台風が上流から土砂を運び、湖をにごらせているのだった。それは山道を 下りながら道の先に見えてきただけでもわかるくらいである。しばらく湖沿いの道を走る。潮の匂いがする。陸に近いところほど水が濁り、沖のほうはある程度 きれいな青色をしている。サロマ湖初訪問だけあって、この状態はかなりがっかりだった。天気がそこそこもっているだけでもヨシとしなければならないところ ではあるのだが…。

道の駅 サロマ湖にて道の駅サロマ湖周辺マップ

私たちはまずはサロマ湖の道の駅を目指した。道の駅へはこの国道238号線をそのまま網走方面へ進めばよい。しばらくすると車道と湖の間に林があり、 また山道に入ることもあって湖が見えなくなってしまう。とにかく走れば、右手にきれいな道の駅の建物が見えてくる。休憩のために私たちはそこに立ち寄った。 ドライバーはる?はまだまだ元気である。いや、ご機嫌と言ったほうが正しいかもしれない。我が子はるちゃんは外に出たくてうずうずしているようである。 無理もない、時間は既に午後3時を回っている。車中で5時間近くは経過しているのである。

道の駅の物産館「みのり」ではたくさんの土産物を扱っていた。やはりホタテ関連の品物が多く、なかでも定番の貝柱も魅力があったがホタテのひもを買い、 旅のお供とすることとした。土産物のほかにもアイスやジュース、そばなどの軽食を取れる場所もある。また隣の建物はバーベキュー施設になっていて、 オススメの道の駅である。

ドライバーままだまだ元気

ゆっくりと休憩を取った後、再び網走方面へ進んだ。今度こそ、湖のすぐそばまで行ってサロマ湖を見てみたい。これから少しの間は湖沿いに走ることになる。 しかし、ここというスポットもなくなかなか車を止めてみる機会も得れなかった。カーナビで確認するとやがてサロマ湖沿いの道も終わってしまうため、幌岩の あたりから国道238号線を外れ細い道に入った。このとき既に、国道から湖までだいぶ距離が置かれており、このままではサロマ湖は見ることができない。とりあえず、 「湖に近いところを走りたい」と言う気持ちだけがあった。

国道から外れて湖側へ進むと牧場と湖畔を走る道との分岐があり、湖畔の道のほうは林の中を進んでいくようだった。道は細く、車がすれ違うのがやっと の道幅ではあるが、道を取り囲む林は走っていて気持ちがよい。木々のすきまからかろうじて湖が見えるものの、開けた場所はなかった。そんな状態が 少し続き、やがて林の切れ間があって湖を見ることができる場所を見つけた。

   
サロマ湖畔 幌岩付近にて幌岩周辺マップ

そこは車道のすぐ脇が砂浜になっており、例のごとく茶色く濁ったサロマ湖が見ることができた。今のところは小雨も降りながらなんとか天気はもっているのだが、 やはり昨日までの台風はこんなところまで影響を与えるほど大きいものだったようだ。まずは近くで見たいので、車から降りる。寒い。風が強い。潮の香りがする。 状況は良くないながらもようやくサロマ湖にこれたという実感が湧いた。何度も書くが、水が濁り本当に残念だった。

女満別地ビール

間もなくサロマ湖を離れ、次に目指すところは今日の宿泊地、女満別町である。女満別町には親戚がいて、1日目・4日目の晩はその家に泊めてもらうよう お願いしていた。サロマ湖からは1時間程度の場所にある。国道238号線から卯原内を抜け、緩やかな丘陵地の中を網走湖方面へ進む。他には車がいない、田園 地帯の緩やかな景色が流れる。走っていてふと、素敵な景色と思ったので車を止めて眺めてみる。

   
風景(うまく撮影できなかった・・・)

こんな景色が延々と続いている。撮影が下手なので余りきれいな景色に見えないのだが、実際はもっと広く、もっと明るいのである。どこにでもあるような こんな景色でも、やはりこの旅行の中では一際美しく見えるものだ。しかしながら、この時間(17時は回った)でこの季節だとさすがに車の外に出ると肌寒い。 この時期っていっても、まだ8月の半ばなのだが・・・。北海道の秋は駆け足でやってくる。もう秋かと思ったらすぐに冬である。冬になればこのあたりも深い雪に 閉ざされることだろう。この旅行でめいいっぱいの夏を満喫・・・できるのだろうか??

そんな景色がしばらく続いた。卯原内から越歳という土地を抜け、やがて、網走市から女満別町に入る。あとは国道39号線を目指して進み、女満別の市街地を 抜けて昭和のほうに進むことになる。一日目の宿をお願いしている親戚の家へせめてお土産でも・・・と思い、この地元ではあるが女満別名産の地ビールを買って行く ことに決めた。そのおこぼれにあずかりたいという思いがあったことは否定できない。女満別の市街地を抜け、途中にある女満別地ビールのお店に寄った。


(株)女満別地ビール女満別地ビール周辺マップ

ビールにはピルスナー、ヘレス、ダークラガーの3種類があり、1,000円弱のお試しセットのようなものからうん千円という高いものまでそろっている。 ここは量的にほどほどの2,000円弱(だったと思う)のセットをお土産に購入することにした。さて、飲むのが楽しみ!

この女満別地ビールのお店にはレストランのほかにちょっとした食堂とお風呂などがついている。隣はパチンコ屋なので、パチンコで勝った日にはひとっぷろ 浴びて地ビール+食事で満足の一日を過ごす人も少なくないだろう(どうだろう)。

親戚の家まではこの女満別地ビールからは車で数分の距離である。ここからはちょっとした上り坂となっており、この国道39号線をそのまま北上すれば呼人を 通り網走のほうへ抜けることができる。商業施設などの便利なものはあまり充実はしていないが、ここは本当にいい土地である。人が暖かく、自然は雄大で、 都会とは違い心地よいゆるやかな時間が流れているように感じる。


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親戚の家には直ぐに到着した。室内に犬を飼っている為、我が子はるちゃんは犬にびびってちっとも泣きやまなかった。夕食までの時間が少しあったので、 我が子はるちゃんをおばさんに預け、おじさんと近くの高校でパークゴルフをすることになった。高校の敷地内にパークゴルフコースがあるのには驚いた。 そして「受付をしてから・・・」という案内があるにもかかわらず、「いいのだ」と言って始めてしまうおじさんにも驚いたが、初のパークゴルフだった。 結果は・・・+11とか+12とか(表し方はわからないが)その辺だった。そしてその晩は親戚として楽しい時間を過ごして床に就いた。

2日目、快晴。ひまわり

2日目。朝から快晴だった。天気が悪い中、今日だけは晴れると習慣天気予報にあったがしっかりと的中していた。寝起きのまま外に一服をしに行った。 家の裏のほうを見て驚いた。なんという景色だろう。昨晩は真っ暗で何も見えなかった空間に、一面のビート畑と青い空が広がっているではないか。 いかにも「北海道らしい」景色だ。いや、なかなかこのような景色も北海道では見れないのではないだろうか。

   
女満別 昭和にて

本日は朝から女満別~弟子屈を回る予定となっている。この天気が続いてくれれば最高の一日となるに違いない。女満別での目的は他ならぬ宿泊させてもらう と言うことだったのだが、有名なひまわり畑を見てみたかった。女満別町のひまわりは有名で、自治体ホームページでは女満別町内にある各個所のひまわり畑の 開花状況を日々更新している(9月9日現在で各場所の開花がほぼ終了していた)。掲載されているひまわり畑は「空港用地」「朝日ヶ丘展望台」「メルヘン公園」 「三世代植樹地」となっており、私たちはその中の朝日ヶ丘展望台へ行くことにしていたのだ。朝日ヶ丘展望台周辺マップ

親戚の家を出発し国道39号線から道道246号線へ曲がる。ちょうど、地磁気観測所がある道を進む。ここからはゆるやかな山道で、何箇所かに朝日ヶ丘展望台 の看板が立っている。道なりに進み、女満別川を越えて直ぐに左折する。あとは展望台がある場所まで道なりに進むだけである。林の中を進むとやがてまわりが 開けてきて坂の上に展望台が見えた。展望台は木造の小さなもので畑の一角にぽつんと立っているものだった。しかし思っていたのとちょっと様子が違っていた。

   
   朝日ヶ丘展望台にて

展望台の周りはすべて、緑や土色の畑だった。鮮やかな黄色の花をつけたひまわりなどはどこにも見当たらないのだ。場所が違うのか?とも疑ってみたが しっかりと駐車場の看板には「朝日ヶ丘展望台」の文字があり、展望台もある。もう花は落ちたのでは・・・と駐車場に車を止めてひまわりがあるであろう畑の そばによって見ると、なんとそこは一面、「つぼみ」のひまわりの畑だったのである。このひまわりは「りん蔵」といって背が低く、畑にはびっしりと 敷き詰められるように植えられていた。しかし、すべてのひまわりがつぼみなのでただの畑である。どうやら、ここのひまわりの開花は9月前後のようで、 時期を外してしまったようだった。

そういえば、昨日、女満別の親戚の家に向かう途中で、ほんの一握り分だがひまわり畑を道端に見つけた。そちらのひまわりは「りん蔵」とは違う種の もののようで、既に満開に咲いていたのだ。国道沿いの道端にある、おそらく個人のものだと思うのだが、行ってみたくなった。いずれにしても、これから 向かう予定は宿泊地のある屈斜路湖方面であり、その小さなひまわり畑を通ることになる。ここ朝日ヶ丘展望台のひまわりを見れなかったのは非常に心残り だが、出発前に現地の勉強をしっかりしなかったのが悪いのであきらめて展望台をあとにした。

   
   とあるひまわり畑にて

国道39号線へ戻り、弟子屈方面へと向かう。女満別地ビールの前を通り、市街地から出た。ややしばらく走ると、なにも目印もないところに小さなひまわり 畑が見えてくる。どうみても個人の持っているひまわり畑である。駐車場も看板も何もない。ひまわり畑の回りはほとんど人の歩くようなスペースはなく、 かろうじて小川沿いに歩いて奥の方へ進める。人が通った跡がしっかりと残されている。車は路肩に止めて、奥へと進んだ。畑のひまわりは綺麗に太陽の方向を 向いており、文字通り「向日葵」である。いったい、このひまわりはなんという名前なんだろう。道東めぐりでの目的の一つだった「ひまわり畑」見物を かろうじて実現できた。来年こそは、北竜町のひまわり畑に行きたい、そう思った。

美幌峠と屈斜路湖

屈斜路湖周辺マップ

次の目的地は弟子屈町は屈斜路湖。女満別方面からぐるりと川湯方面まで移動することにしていた。屈斜路湖にたどり着く前に、まずは美幌峠を通らなければならない。 美幌峠は晴れていれば屈斜路湖を見下ろすことができる絶好のビューポイント。今日は快晴なので期待大である。屈斜路湖は日本最大級のカルデラ湖で、 周辺には和琴半島や硫黄山がある。和琴半島は屈斜路湖に突き出している半島で、回りの土地よりも気温が高く、紅葉が他よりも遅いそうだ。国道39号線から 国道243号線へと入りあとは道なりに弟子屈方面へ進む。やがて平坦な道から山道に変わり美幌峠のレストハウスの建物が姿を見せた。このレストハウスは 以前ここを訪れたときのものとはすっかり変わっており、新しい建物に建て替えられていた。前の建物は昭和44年築の建物らしく、老朽化に伴い今年の7月に 建て替えられてオープンしたばかりである。レストハウスの脇には美空ひばりの「美幌峠」の碑が立っており、そこからは屈斜路湖の全貌が目にすることができる。 さらに上に上れば展望台があるのだがちょっとそこまでは行かずに下のほうの展望できる場所で景色を楽しんだ。少しモヤがかかった感じに見えるが、 屈斜路湖の中島や和琴半島までがしっかりと眺めることができた。観光客も多くいて、各々が写真を撮影したりぼんやり眺めたりと楽しんでいる。

   
   美幌峠にて

レストハウスに入ったが建て替えたのですっかりきれいになっていた。ここで定番のソフトクリーム「熊笹」を食べる。なんともいえない味だが結構いける。 我が子はるちゃんも初の熊笹ソフトを口にして(唇にちょっと付けただけ)ご満悦である?峠は天気が良くて最高の眺めを見れ、休憩も取ったので今度は 峠を降りて屈斜路湖へと向かうことにする。

砂湯で足湯

美幌峠を下り、屈斜路湖方面へと進む。国道243号線を道なりに進めば見えてくる「和琴半島」の文字。峠からはしばらく時間がかかるがまずは和琴半島を 目指して車を進めた。このとき既に、我が子はるちゃんは爆睡中でかみさんもややお疲れモードの様子。やはり昨日の長時間移動がたたっている為か、 このまま無理をしてしまっては残り3日間も大変なので、本日はあまり多くを回らずに早めに宿泊先に入ることに決めた。宿泊先は川湯温泉にある「御園ホテル」。 屈斜路湖周辺は見るところがたくさんあり、 すべてを回れないのは残念であるが、ここというところに絞りまわる予定である。そのため、和琴半島は「とりあえず」の訪問先だった。

   和琴半島から屈斜路湖を望む

和琴半島では車が入れ、湖が見れる場所からの撮影をした。そのため、あまり良いものは取れなかった。和琴半島ではこの撮影だけに終わり、あとにする。 昔(といっても大学時代)、アルバイト先の友人6~7人とこの和琴半島へキャンプしに来たことがあった。そのときは数台の車で湖畔まで入り、テントを建て、 わいわい騒いでいたものだ。やはりこの半島の気温は他の場所よりも高いような気がし、秋が近い季節であっても晩はそれほど寒く感じなかった気がする。 ここには露天風呂があるが人が多く通る場所にもあり、晩になってから入りに行っている人もいた。当時持っていた携帯(このときはセルラー)が電波が届かず、 DoCoMoだけが届いていて悔しい?記憶がある。また、このキャンプが初のキャンプだったと思う。まだこの時期 にはキャンプには目覚めていなかったが、 まさか後に自分で道具を購入してキャンプに行くようになるとは思ってもいなかった。

余談はここまでとし、次は第二の目的地「砂湯」へと向かう。砂湯では今回の旅行の大イベントとも言える「はるちゃん初足湯」を行なう。ここ砂湯は 湖岸の砂を掘るとお湯が出てくることで有名である。以前にTOKIOの山口達也が何かの撮影で訪れて真冬の季節の中で砂を掘り、お湯に使っていたのをTVで見た記憶がある。 今回は、我が子はるちゃんがこの砂湯のお湯で初温泉?を体験するのである。

   
砂湯にて

駐車場に車を止め、寝ている我が子はるちゃんを起こし^_^;、湖岸へと向かった。湖岸では無数の穴が掘られては湖からの波で崩された跡がたくさん残っている。 予定通りに穴を掘り始めた。しかし、湖岸の水が届くところからわずか1m弱のところを掘ったのだがお湯は出てこなかった・・・。どうやら、湖岸に近ければ近いほうが お湯が出やすいようである。さらに水に近い部分を掘り直し、お湯を出すと我が子はるちゃんをさっそく抱き上げてお湯に足をつからせた・・・。泣いた。

どうも驚いたらしい。我が子を谷底に突き落とす思いで砂地に立たせるがなおも泣く・・・。だめらしい・・・。

貴重な?我が子はるちゃんの体験の後、初の手漕ぎボートに挑戦した。料金は30分で500円。一家を乗せた船は屈斜路湖へと漕ぎ出した・・・と思った。しかし、 不慣れな手つきにボート湖岸からわずか数mのところで45度左へ回転しただけだった。なんとか漕ぎ方を身につけ、沖のほうへ漕ぎ出す。途中、 我が子はるちゃんへ漕ぎ手を変わり?快適な湖上のひと時を過ごすことができた。今日は本当に天気がよい。湖上の風はやや冷たいが、お陽さまが一家をやさしく つつんでいた。  屈斜路湖では「クッシー」もまた有名のようだ。どうやらネッシーの妹らしい。生まれる前にここ屈斜路湖で大学生によって、湖上に線のような跡が ものすごいスピードで走る光景が目撃されたのだという。当時はマスコミがこのネタをこぞって取り上げ、地元でも「クッシー」のオブジェを多数設置している。 本当か嘘か偶然の現象かどうかは定かではないが、ここ砂湯にも「クッシー」の像があり一家で記念写真を撮ってこの場を後にした。

   
   摩周湖第三展望台にて

摩周湖に流れ込む川はまったくないそうで、透明度は世界で1、2位を争うほどの透明度を持つ。かつカルデラ湖で周りを絶壁で囲まれ少し薄暗く感じる。 そんな条件がうまく重なってこのようにとても神秘的に見えるのだと思う。また、とにかく風が強い。湖の下から吹き上げる冷たい風は湖水の冷たさを想像させる。 摩周湖の名前もまたアイヌ語に由来しており、「神の湖」というらしい。その名前にも素直にうなずける景色を見ることができた。

また、摩周湖とは逆方向、道路をはさんで反対側には遠くに屈斜路湖を望むことができる。遠くかすんで見えないが、弟子屈町の平野と硫黄山から立ち上る煙、 そしてその奥に屈斜路湖が見える。天候に恵まれた為、札幌ではお目にかかれないような景色をふんだんに満喫できた。満足満足。

屈斜路・摩周両湖を見終え、本日の宿泊先である川湯の御園ホテルへと向かう。時刻はまだ15時を回ったばかりである。チェックインはできる時間帯なのでホテルへと 向かう。この長距離ドライブは始めてのケースなので、我が子はるちゃんは遊びたくて仕方なくてぐずり、その面倒をみるかみさんも疲れ気味なのでちょうど良かった。 川湯の温泉街では硫黄の匂いが立ち込めていた。直ぐにホテルにチェックインし、明日の予定である羅臼・斜里方面の地図や案内を確認した。そんな傍ら、 我が子はるちゃんはようやく体が自由になって嬉しいのか、ホテルの部屋ではしゃぎまくり、これまた楽しいひと時を過ごすことができた。いよいよ明日は、 この旅行最大の目的ではないが、羅臼で北の国からロケ地を見る(予定)。見たい。事前情報は北の国からMLで収集しようとしたができず、まったく情報のない状態で 現地入りすることになっている。なんとなくわかるのは羅臼漁港であり、それ以外はドラマも放映される前だったのでわかるわけもない。 また、気になるのは明日の天気。週間天気予報では昼から雨だった。果たして今日のような天気に恵まれるのか、旅行にくる直前のような大嵐に遭遇するのか不安である。 色々な期待と不安を持ったまま、この日はゆっくりと休むことにした。でも我が子はるちゃんは元気である。

 


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