3代目: スバル インプレッサWRXセダン

公開日: : 最終更新日:2014/06/29 歴代の愛車たち , , ,


形状: 4ドアセダン
ミッション: 5MT
色: シルバー
排気量: 2.0L ターボ


初冬

就職活動を終え、希望のインプレッサも納車され、季節は秋、まもなく冬を迎える頃。

大学最後の1年を満喫すべく、インプレッサで遊びまわりたいところだったが、就職先の札幌へ引っ越す為には、なにかと費用が掛かる為、その資金のためにバイトに明け暮れる毎日。この期間、唯一遠出をしたといえば、「遠征」の時に限って参加した部活動くらいか。せっかくの大学最後の一年は、刻一刻と終わりに近づく。インプレッサで出かけることは、大学へ行くかバイト先へ行くかのどちらか。

学校ヘは卒業に間に合うだけの単位を取ろうと、必要最低限の授業にしか参加しない(いいのか!!)。やがて卒論も迫り、年末を迎える時期となると、身の回りが色々とあわただしくなってきていた。こうこうしているうちに、気が付けば、インプレッサで初冬を迎えているのだった。

冬の釧路といえば、冷え込むのはもちろん、その凍りつく風で道路は恐ろしいほどに凍結する。幸い、私は過去3回の冬をFF車で乗り切っていたので、「4駆なら余裕じゃないか」と高をくくっていた。ところが実際に冬を迎え、道路に厚く氷が張る時期となれば、FF車も4WD車も走ってしまえばたいして変わらない。だって、エンジンブレーキでさえスリップするのだから。決して、5速70kmで走行中に、2速に入れたわけではない、2速10km/hちょっとで走っていて、1速に落としてクラッチを戻しただけである(あたりまえ?)。え?と思ったとたん、車は斜めに滑り始め、路肩の縁石に・・・「ぼよん」と跳ねた。幸い、異常なし、だが・・・初めて、スリップの恐ろしさを知った。これで40~50km/hで走っていたらどうなるの!?

札幌への引越しもインプレッサ

卒論も無事クリア!冬道もコツを掴んだ!ではいよいよ、札幌の住処を探さねばらならない時期になった。むしろ遅いくらいだ。時期は2月、真冬の北海道の道路状況の恐ろしさは誰よりも住んでいる人が一番分かるでしょう。それでもやっぱり、札幌への移動は「車」を選んでしまった。

まずはルートを決めるところから。当時はカーナビも無い(買う金が無い)ので、当時、3年前のマップルを片手に、釧路から札幌へどう抜けようか考えた。若干、マップルが古い為、最近購入したばかりの旅行雑誌の道路地図も見比べながら検討する。

選択肢としては、

  • 釧路~帯広~日勝峠~夕張~札幌
  • 釧路~帯広~三国峠~岩見沢~札幌(ちょっと違うかな?)
  • 釧路~浦幌~天馬街道~浦川~千歳~札幌

の3つが挙がった(というかコレしか分からなかった・・・)。

迷わず、「天馬街道」を通るルートを選んだ。このルートは、私が持っていたマップルには「工事中」と書かれている路線で、別の旅行雑誌では開通しているような書きっぷりだったのだ。このルートで行けば、あの日勝の恐ろしい凍結ワインディングを走ることも無い。「谷底に真逆さま」は避けたいところである。

しかしながら唯一つ、不安な点がある。私は「天馬街道を走ったことが無い」ことだ。地図上では難しくなさそうな道のりだが、もしかすれば、アップダウンがむちゃくちゃ激しい路線かもしれない。もしかしたら、落石・雪崩が多い道もあるかもしれない。熊も出るかもしれない(出ないって)。

それでもやはり、あえて分かっている恐ろしいルートを通るよりは、万が一にでも安全かもしれないルートを通るべく、楽天的に決断したのだった。ところが、その決断は「成功」だった(たぶん)。距離にすれば、おそらく一番遠回りであろうか。ただ、道路のクネクネ的には非常に優しく、何度か曲がる場所を間違ったくらいで、真冬でもラクラクチンチンなルートだったのだ。

天馬街道のトンネルは恐ろしいほど長い。そして恐ろしくなるほど直線だった。さらには、走っている車など、浦川~ここで、真冬の180km/hを出すことも可能であろう、と思うくらい、路面状況はよく、走りやすいかった。初めて走る分、やたらと遠く感じたが、浦幌~浦川まですれ違った車は2~3台。同じ方向には1台も見なかった。車が少なすぎて「道を間違っているのか?」と思うくらいだ。

どうせ235号線に出てしまえば、抜くこともできないトロトロペースになることは分かりきっていたので、それまでをスピーディに、それ以降をのんびりペースに切り替え、難なく札幌に入ることができたのだった。そして、勤め先は西区発寒だったので、とりあえず住みかを手稲区富丘に決め(自宅が会社から近いのはあまり好きじゃないので)、復路をまたひたすら戻るのだった・・・。おそらく、今じゃ、真冬の釧路~札幌往復は一日じゃできまい・・・。

やがて卒業式を終え、引越しまであとわずかとなった。札幌のアパートを契約し、入居可能となるのは3月17日だったと記憶している。かといって、すぐに札幌に移り住むわけでもなく、釧路で住んでいたアパートの掃除や荷物まとめが残っている。授業はもうないものの、バイトはギリギリまで続けていて、その合間を縫っての後片付け作業だ。そしてある程度荷物がまとまれば、ただ「走りたい」一心で、荷物を車に載せ、札幌を往復した(しかも日帰り!!)。一言で言って、バカである。

その「日帰り」を3度ほど繰り返しただろうか。ようやく、ヤマトに荷物をお願いし、引越し当日となった。所詮、セダンで運べる家財道具なんて高が知れていて、3回往復したところで逆に高くつくのは目に見えていて、それでもやっぱり走るのが好きだし、セコいのか、引越し当日も車に荷物を載せて(この時は札幌ですぐに使いたい道具でしたけど)、4年間暮らした釧路を後にしたとさ・・・。

新入社員は車禁止、全員「羽根」禁止

それを聞いた時、「なんじゃそら」と思った。新卒で就職した某住宅会社は、「新入社員は車禁止、通勤もね」とのお触れが出ていたのだ。ちょっとまて、うちは会社まで歩いて通える距離ではないし(車で15分くらいは掛かった)、交通費も出ないでJR+バスってのは厳しい話だ。そんな押さえ付けだと、やっぱり出てくる「コッソリ車通勤」。私もそのひとりだった。さすがにはじめは、片道30分かけて、手稲区から西区に通っていたのだが、いい加減飽きてきてしまい、隣にホームセンターの大きな駐車場があるので、その隅っこに車を置いて通勤し始めていたのだ。その期間は、とりあえずクリア・・・。

そして、次に待っていたのは営業車(営業やってました)には「羽根」はいらん!というお話・・・。「のこぎりで切ってやる」発言まで出ましたが、これはさすがに営業の先輩、「走行中の抵抗を減らし、燃費がよくなるんです」とか何とかウマく濁し、事なきを得ました・・・。


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事故 x2

就職先は、営業に出るのも自分の車だった。さすがにガソリン代は支給されたものの、恐ろしく延び続ける走行距離は後には戻せず、年間で1.5万kmを越す過走行車になりつつあった。そして走るのは夏場だけじゃなくて冬場もそうで、それだけ走っていれば、いつかは何かにぶつかる?ものである。

そう、あれは根雪となってまもなく、路面が圧雪状態で、交通量が多い場所はツルツルになっている時期だった。夏場の感覚で、わき道から本道に出ようとしたその時、死角となっていた方向から車が来ていて、軽くぶつかってしまったのでした。あれは、こちらが完全に悪かったものの、9:1になってしまった一つの申し訳ない話(相手方は社用車だったけど)・・・。

そして、2度目は全てが雪で覆われ、ちょっと日中の日差しで暖かさを感じていたあの日・・・。支店の何人か分の弁当を「ほかほか弁当」まで買いに出かけた時のこと。真冬の下手稲通りはツルツルなので好きじゃなく、ちょっと遠回りだが、JRの線路ぶちに平行してある直線道路を、40km/h程度のスピードで走っていた。線路ぶちはさすがに一時停止・交差点・踏切があるので飛ばす気にもならない。実に安全運転をしていた(ツモリ)だった。

弁当を買い、帰り道も下手稲通りを嫌って線路ぶちの通りを走った。新発寒?の踏切を越えて、ちょっとした工場がある場所に差しかかったとき、50~60mくらい先の交差点に、左方向からいかにも止まれなさそうなスピードで走っている車が、雪山の切れ目からかすかに見えた気がした。ほんの一瞬である(自分でもよく見えたと思う)。ちょっと嫌な感じがしたので、アクセルを抜き、ブレーキをゆっくりとかけてはじめていた。走行しているうちに交差点にはあと20mくらいまでに近づいていたのだが、なんてことだ・・・その瞬間、嫌な予感通り、どこかの社用車が滑りながら飛び出してきたのだ。

そこは相手側にとっては一時停止の標識がないT字路。でももちろんこちらが優先の路線である。しかしながら、その社用車はこともあろうか、斜めになりながら飛び出してきていたのだ。こうなったらポンピングブレーキをやろうがなにをしようがどうにもできない。かろうじてよけようとハンドルを切るが寄せれてもごくわずかで、あろうことか相手方も同じほうに滑ってきていて、こちらのフロント正面と、相手方のフロント左角が衝突。インプレッサはボンネットがひしゃげ、ラジエータはつぶされてしまい、熱い不凍液が道路の圧雪を解かし穴を開けていた。


事故直後の3代目インプレッサ

結果は、1:9。実に不本意な結果であった。相手方は面と向かって話すときは悪そうにしているのだが、日が変わるとTELも出ない、出ても「仕方ないでしょう」しか言わない、まったく反省の色が無い。「あなたがあそこで出てこなければ、今回の事故はなかったのだ」は、まったく空を切って虚しく響くだけだった。とはいえ、「滑っちゃったから仕方ない」のは承知の上の事故ではあるが、実は衝突時の衝撃で手首を傷めており、捻挫程度なら放っておけば直るだろうと考えていたのだが、それを我慢するのもバカらしくなり、即、人身扱い、、とした。警察署では相手方から謝ってきたのだが、どうして、最初にそれがなかったのか?過失割合の話は分かるが、そんなこと、バカタレと怒鳴りたくなるような話である。

その事故の修理費86万円だった。結果が1:9だった為、相手方の1割と、自分の1割を持たなければならないバカらしい話だ。突然の出費となり非常に腹立たしいのと一緒に、お財布には痛すぎる話だったが、保険を使うのはもったいない為、現金で支払うことになった。

さらに悪いことに、修理したはいいが、どうも調子がおかしい。エンジンルームから異音・異臭がする。エンジン始動時の掛かりも悪い。さらには、営業時代に、雪深い季節に車を止めようとして無理やり雪の積もった駐車スペースにバックで入れたところ、実はすぐ脇に除雪車がよけた氷の塊が埋もれており、フロントのドアをざっくりと切れ目を入れてしまった。切れ目というよりも、裂け目に近い状態だった。

残念ながら、ここでこのインプレッサはお役御免となった。走行10万kmを超え、このような形になってしまったものの、遂に手放す覚悟をしたのだ。ただ、次に乗る車のアテもない。仕事柄、4ドアで地味な色という選択の幅の狭さは変わらず、現状のインプレッサよりもグレードダウンはちょっと避けたいところである。

営業中にもかかわらず、GooだのCar Sensorだのを買い込み、中古車市場をくまなくチェックし始めたのは、インプレッサを手放すと考えてから間もないこと。とりあえずは、やはり口惜しいので「インプレッサ」から調べてみる。まず、今の車の状態だと、どれくらいの価格で中古車市場に出ているかが気になる。やはり中古車市場には前期型のインプレッサは出回っているが、それ以上に、後期方、新型のインプレッサも目立っていた。結構な高値がつけれられているのは新型・後期型など。さすがに前期型で走行距離が逝ってしまっているものは、それなりの価格でしかない。まして、現在のインプレッサは残念ながら「キズモノ」なので、買取をお願いしても「廃車代かかるよ」と言われてしまいそうな気もする。

と、そこに、目に飛び込んできた1台の車があった。価格もそこそこ、色は同じくシルバー、グレードはWRX 5MTで今度はワゴン!いいじゃない!間髪いれずにすぐさま販売店へTEL。「まだありますよ」の回答に心弾ませ、次の休みに早速、月寒にある販売店へGO!外見も悪くなく、内装は若干傷等があったものの、気にならない。

その後、話はトントン拍子に進んでいきました。会社にはあまりおおっぴらにせずに買い替えをしたので、しばらくは セダン-> ワゴン に気が付かない社員もいるほどです。同じシルバーで同じ前期型。「あれ?ちょっと後ろに何かくっついた??」と気が付く人がいて、ようやくバレました。今度からはワゴン。セダンよりも後部の収納スペースが広く、何かと使えそう。

11月にもなり、だいぶ寒さが増してきていた時期のことでした。これからワゴンで初冬。ほとんど変わり映えのしない4代目 インプレッサワゴンのスタートです。


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